ホームページ制作を友人に頼むべきか

まずは、ホームページ制作・ホームページデザインを友人や知り合いに依頼するべきか。
 
 
いやいやもちろん依頼してもいいですよ。でもね、きちんと人を選ばなければいけないというお話です。
 
 
もちろん、その友人及びその友人の会社のスキルとか実績とか、自分の会社のホームページ制作に相応しいかという点は見てくださいよ。
 
 
これがダメならそもそもやめときましょう。
 
 
 
 
でもまあ、ここではそれがクリアしていると仮定しまして、どういう基準で選ぶべきか。
 
 
それはですね、
「ちょっとしたトラブルくらいでは関係性は壊れないよと信頼している友人」か、もしくは「関係性が壊れてもその時は諦めるわという友人」を選ぶということです。
 
 
 
だって、仕事っていろいろありますしね。
 
 
何でも滞りなくスムーズにいく訳ではありません。
 
 
ホームページ制作というのは、スタートから納品まで、2カ月から3カ月は当たり前。
規模が大きいと、半年とかそれ以上かかる事もざらです。
 
 
そんな長期戦になる中、何も起こらない方が稀と思った方が良いかもしれません。
 
 
なので、会議で意見がぶつかった時や、こちらが期待したものが出てこなかった時にも、きちんと主張し合えるか。
お互いに目的に沿った議論ができるかがすごく大事だと思うんです。
 
 
デザインって一発で依頼主の期待を超えた最高のものが出てくるとは限りません。
場合によってはヒアリングがうまくいかず、思っていたものと全然違ったものが出てくることもある訳です。
 
 
遠慮してお互いに率直に言えない、意見を主張し合えないような人には決して依頼しないようにしましょう。
 
 
という訳で、意見の違いくらいで関係性が壊れる事はないような友人を選ぶのが、まずは大事だと思います。
 
 
 
 
 
 
では、お互いに遠慮なく意見を言い合える友人や知り合いに依頼する事を決めたとしましょう。
 
 
その最初の時に、絶対にしていはいけない事があるので覚えておいてください。
 
 
 
 
それはですね、「友人価格で安くして」というお願いです。
 
 
個人的にはこれは絶対にご法度だと思っています。
 
 
本当の友人であれば、その友人を支援する為、友人への尊敬の念を込めて、その仕事に対する適正価格を払うのが礼儀であるはず。
 
 
ですので、「友人価格による値引き要求」ではなく、こちらもそれに応じた譲歩をして「条件交渉による値引き要求」をするようにしましょう。
 
 
例えば、
「空いた時間にやってもらえればいい」とか、
「提案する通りに作ってもらえればいい」とか、
「基本的にデザインの修正はなしで良い」とか、
「その分ページを減らしてもらっていい」とかですね。
 
 
 
そのような条件で、工程が減ったり作業が減ることによる値引きであれば、その友人さんへの礼儀を欠いている訳ではありません。
お互いに納得する条件で契約するなら、問題ないですよね。
 
 
 
 
以上、皆さまのご友人との関係がホームページ制作のお仕事の後に、より良いものにバージョンアップしていく事を祈念して、この記事を終わりたいと思います。

ホームページ制作会社の探し方<導入編>

当社がWEBデザイン・WEBサイト運営事業を始めてから21年。
(私がこの事業に本格的に携わってからは15年以上。)
 
 
こんなに長い期間やっていても、未だに本当に多くの方から聞くのが、
 
「ホームページ制作会社はどこに頼めば良いのかわからない」「どういう基準で選べば良いのかがわからない」という話です。
 
そして、実際に多くの中小企業が知り合いや知り合いの紹介で、ホームページ制作会社を選んでいます。
 
 
もちろん、知り合いのデザイナーや、知り合いの紹介のデザイン会社に依頼するのが悪いという訳では決してありません。
それでうまくいく場合もたくさんあります。
 
現に当社はこれまで21年間、お客様の9割以上が以前制作したお客様のご紹介、知り合いや友人のご紹介です。
その中からでも、成功事例を多数生み出してきました。
 
 
でも、制作会社にはそれぞれ得手不得手があり、業務内容によっては外注する部分もあり、価値観も様々で、進め方も様々です。
 
ですので、知り合いや紹介された会社の一択ではなく、
「必ず実現したい事」「重視したい事」「自社で作り上げたい部分と制作会社に任せたい部分」、「掛ける事のできる投資額」「譲れる部分・今回は諦められる部分」などをある程度定めた上で、それらの条件に合い、相性が良さそうな制作会社を選ぶのが理想だと思います。
 
 
依頼する会社のやりたい事と制作会社の出来る事のミスマッチが起こっている場合や、事前に上記のような擦り合わせをすることなく、両社の価値観の相違が大きい場合などは、本当にお互いに不幸になります。
 
お恥ずかしい話、うちも最初にやるべき擦り合わせを怠り、失敗したことも少なくありません。
 
 
あと、価格だけで決めるというのも失敗する典型的なパターンです。
 
間違った値切り方をすると、大きなリスクを背負うことがありますから注意が必要です。
折角時間をかけたのに、全然いいのが出来ず、一から別の会社でやり直ししたなんて例もたくさん見てきました。
 
 
 
という訳で、少しでも多くの会社が自社にぴったりの制作会社を選べるように、また少しでも多くの制作会社がミスマッチで苦しむことが減るように、出来る限り公平な視点でいろいろと思うことを書いていこうと思います。
 
 
自社の立場を超え、出来る限り公平に行きますので、どうぞよろしくお願いします。